スーツのしわをアイロンできれいに型通り!!スーツの正しいアイロンのかけ方!! 

4月に入り、新入生や新社会人のみなさんも多く、今の時期新品のスーツや制服だと思います。
しかしこのスーツも使えば使うほどに、しわくちゃでヨレヨレの状態になっていきます。
その度にクリーニング屋さんに持って行くとなると、なかなか大変になってきます。
そこで今回学生から社会人まで応用して使える、スーツや制服などのしわをアイロンできれいにとって型通りにする
正しいアイロンのかけ方をご紹介していきます。
外見より中身だとおもうかたもいるでしょうが、見た目は第一印象では何よりも大事ですので、
自分で簡単にスーツにアイロンをかけて、ピシッとしたスーツ姿を心がけましょう。
スーツや洋服の嫌なにおいが気になる方はこちらのクリーニング屋さんに聞いた家で簡単に服やスーツの嫌なにおいをとる方法も併せて読んでみてください^^

—–sponsored link—–



スーツのしわ取り準備

それでがさっそくスーツにアイロンをかけてしわをとっていきましょう!!
と言いたいところですが、まずはスーツにあることをしなければなりません。
そのあることとはブラッシングです。

ブラシはどんなものでも構いません。
スーツは外や室内とところかまわずに着ている衣類です。
そんなスーツには見えないほこりがたくさんついています。
そこでアイロンをかける前にブラシを使ってしかりとほこり落としていきます。
排気ガスや花粉などの衛生的な問題もありますが、ほこりなどがついたままアイロンがけを行うと、繊維の中にほこりが入り込んで、毛玉ができたり、虫食いなどの原因になりかねますので、面倒がらずにしっかりとブラッシングをやりましょう。
ブラッシングをスーツに行うことで結果的スーツの寿命が長くなります。

スーツのブラッシングの基本のかけ方

ブラッシングのやり方は簡単で、スーツ全体を軽くたたきながらほこりを浮かせていきます。
最大のポイントはジャケットは上から順番にたたいていき、襟の裏側、ポケット、袖などの細かいところも忘れずにしっかりとほこりをうかせて、とっていきましょう。
※ジャケットとスラックスは別々にハンガーにかけて1つずつ丁寧にほこりをとっていきます。
ジャケット
生地の縫い目に沿って上から下に向かってブラッシングを行い、ホコリをかき出し、毛並みを整えていきます。

スーツにアイロンをかけるときの基本知識

それでは実際にスーツにアイロンをあててしわをとっていきます。
そのうえで絶対に抑えておきたいポイントがありますので紹介していきます。
スーツにアイロンをかけるとき重要なポイント
スーツの素材は非常にデリケートな素材なので、アイロンかけをする際に注意をする点がいくつかあります。

①温度
②水分
③当て布

の3つを特に理解してからスーツのアイロンかけの実践を行いましょう。

①アイロンの設定温度は素材別にする


スーツをかけるときのアイロンの温度で大事になってくるのは設定温度を素材別にするという点です。
アイロンの設定温度は、スーツの素材によって最適な温度が異なってきます。
※素材のチェック方法はスーツのタグの洗濯表示を見ればだいたいわかるようになっていますので、アイロンをかける前にはしっかりチェックしましょう。

綿、麻の生地は高180℃〜200
ウールの生地は中140℃〜160
ナイロンやアクリルの生地は低110℃〜130

生地ごとにかなりの温度差があることがわかると思います。
この温度を間違ってしまうと生地が傷んだり、折り目がついたりして、せっかくのスーツが台無しになってしますので、スーツをアイロンがけするときは上記の設定温度をしっかりと守ることを注意しましょう。

②水分を準備しよう


スーツにアイロンをかける場合は、スチーム機能がある場合はスチームアイロンを使いますが無くても霧吹きで水をたっぷりかけて、アイロンがけをしましょう。スチームアイロンを使ってもしわがのびなかったりした場合は、更に霧吹きで濡らしてからアイロンをかけるとより効果的です。
またアイロンの仕上げをふんわりとしたいときにはアイロンを1cmほど浮かしてスチームをかけると効果的です。
スチーム(水分)をあてることでシワ伸ばし、脱臭、消臭、雑菌を滅することができます
注意点

スーツの素材がポリエステルの混紡ではなくウール100%の場合は、霧吹きをしすぎないようにすることです。
目安としてはスーツの表面が軽く湿る程度にしましょう。
ウールは水分に弱いため、水分をかけすぎると縮んだり、風合いが変わってしまう恐れがあります。

③当て布を必ずする


当て布とは、アイロンと衣服との間に布をしくことです。
どうして直接スーツにアイロンを当てずに当て布をするかというと、アイロンをかける際に、スーツに直接かけてしまうと、アイロンの熱でスーツの一部分がてかってしまったり、衣服の生地を傷めてしまう可能性があるからです。
また当てぬのは準備できるのならば綿100%のものがおすすめです。手ぬぐいやハンカチなどが手ごろですね。

以上でスーツをアイロンにかける前準備が終了です。
いよいよ次からスーツのアイロンのかけかたを説明していきますのでしっかりと覚えましょう。

—–sponsored link—–



スーツのしわをとるアイロンの上手なかけかた


では実際にスーツにアイロンをかけてしわをとる方法を紹介していきます。

ジャケットのアイロンのかけかた

ジャケットのアイロンのかけかたのポイントはアイロンをかける順番を守ることです。
このジャケットのアイロンをかける順番を意識して守ることで、しわをとりながら、きれいに上手にアイロンをかけることができます。
肝心の順番は袖→前→後ろ→襟の順番でかけることをおすすめします。
ジャケットは面積の広いところがメインとなるので、上記の順番でかけることで、しわをのばしながらきれいな仕上げになります。

まずは、ジャケットのアイロンがけをしましょう。
ジャケットは、全体的になでるようにかけていきましょう。
そしてジャケットでシワが付きやすい部分は、よく曲げる腕や、座ったりしたときにふんでしまう背中部分です。
こういう部分を中心的に霧吹きやスチームをしながらアイロンがけをしていきます。
部分ごとの詳しいアイロンのかけ方はこの下に書いていきます。
①スーツ袖のアイロンのかけ方

まずは、肩から袖にかけてアイロンをかけていきます。
スーツの袖の部分のシワとりは、スーツの形が崩れないように、当て布をしっかりと当てて、左手でスーツのシワを伸ばしながらかけていきます。
この時にアイロンは強くかけすぎずに、なでるようにかけることを心がけましょう。
大事なのは1度でかけきろうと思わないことです。しわを手で伸ばしながらかけましょう。
スチーム機能のないアイロンでは、霧吹きで濡らして代用可能ですが、肩の部分は生地が熱くなっていて、乾くのが自然乾燥では難しいので、霧吹きでしめらせた後は、「ドライヤー」の温風で乾かすことで肩の部分を、しっかり乾かすことができます。

②スーツ前のアイロンのかけ方

こちらも力強くアイロンを押し当ててしまうと、てかってしまったり、生地が傷むおそれがあるので、優しくなでるようにアイロンをかけるのがコツです。また、生地を縫い合わせている部分を利用することで、折り目がつくおそれを防止することができます。

③スーツ後ろのアイロンのかけ方

ジャケットの型をくずさないようにアイロン台の上に、型通りに、覆わせるように載せて、上から下へなでるようにアイロンをかけていきます。
特に背中のシワなど見逃さずにしっかり伸ばしていきましょう。

※今はアイロン台で人型がありますのでこういう人型タイプを使うことが一番手軽でラクです。

④スーツラペルのアイロンのかけかた

ラペル(襟の下側)とはスーツのジャケットの襟は布地が2枚使われていて、その下側の部分のことを言います。
ラペル部分をアイロンを強めにかけると、形が崩れてしまうので、ふわっとなめらかに動かして優しく、アイロンをかけてあげましょう。
ただし襟の上部分は、ピシッとしている方がスーツ全体のイメージにつながるので、しっかりと強めにかけましょう。

⑤スーツ襟裏のアイロンのかけ方

スーツの襟は裏側からかけるのが良いです。
襟を裏返して、シワを伸ばしながらかけていくことを心がけましょう。カーブを描くような形状なので少し難しくなりますが、スチーム機能を使いながらハンガーなどにかけながらやる方がきれいにできます。
逆にアイロン台では力が強く入りすぎるのでおすすめはしません。

⑥アイロンかけ仕上げ

アイロンがけが終わった後は、必ずハンガーにかけましょう。
その理由はスチームなどをかけた後は、スーツが熱と湿気を持っているので、しわが伸ばしやすく、逆にしわがつきやすい状態となっています。
よって、しっかり熱と湿気をとばす必要があるので、しばらくハンガーにかけたまま熱と湿気がぬけるのを待ちましょう。
クローゼットなどにすぐにしまうと、カビなどの原因になりますので、必ず熱がしっかりとぬけるのを待ちましょう。

ズボン・スラックスのアイロンのかけ方

ズボンは保管する際に、ズボン用にハンガーを購入するとシワがつきにくくなります。また、スプレーや霧吹きをかけてから、保管するだけでもシワが取れやすいので、マメにお手入れをしてあげましょう。

アイロンもかけやすいのがズボンですので、休日などを利用して、シワを伸ばしてあげるとよいでしょう。特に、裾の部分がよれよれになりやすいので、アイロンでしっかりと伸ばしてあげると、綺麗なシルエットを保つことができます。

ズボン・スラックスの丁寧なかけ方
ズボンやスラックスのあいろんをかける順番は腰回り→腰下→裾上→裾の順番でやってくとよいです

①腰部分のアイロンのかけ方

スラックスは、腰側から裾側に向かってかけていき、ぐるっと腰回りを1周させるようにしまんべんなくかけていきましょう。
片側ずつかけると、しわができてしまうので注意をしましょう。
アイロン台にスラックスを、履かせるようにすることで、アイロンをまわしながらかけることができます。腰下から裾上にかけて前側をかける時には、ファスナーに当たらないように注意しながらかけましょう。

②腰から裾のアイロンのかけかた

股の周りの生地を引っ張りながら、アイロンをかけていき、シワを伸ばしながらアイロンをかけていきましょう。
折り目通りにかけていくことが大事です。
裾の部分にアイロンをかけるときは、生地の裏地からアイロンをかけることが重要になってきます。

まとめ

アイロンのかけかたの軽くなめらかにうごかすことと、しわをひっぱりながら伸ばすこと。
そして保管方法なので、しっかり頭に入れてスーツ生活をよいものにしていきましょう。
アイロン選び方で迷った場合はこちらのアイロン紹介記事も参考にしてみてください

—–sponsored link—–